UP AND COMING
取締役 専務執行役員 並木 茂
私たちが、どんな人物を求めているのか。採用の担当である並木取締役専務執行役員に、平岩建設の社風や求める人物像などを聞きました。
「誠実」という言葉が一番しっくりくると思います。これは、非常にまじめで、真心があり、会社に対する強い思いを持つ人がたくさん見受けられるからです。
こうした社風が生まれた背景には、当社が所沢を中心とした地域密着型の企業で、所沢地域の発展に貢献し、このエリアの地図に残る仕事をさせてもらえている事に起因していると思います。具体的には、社長はもちろん若い社員に至るまで、地域の方々に顔を憶えていただいており、またお客様からは「平岩建設だから頼んだ」と言われることも多いので、その分お客様の期待に応えられる品質の建造物をしっかりと提供する責任が伴います。こうしたお客様の信頼に応える事が今までは勿論の事これからも会社として最も追求していくべきテーマですので、社員に「誠実」という言葉が当てはまる様になったと思います。
また当社は、社長以下幹部の職員はすべての部下の社員の顔と名前が一致しているので、個々の社員にあった指導を行う事ができる企業です。この事からも新たに入社していただいた方でも、すぐにこの会社の一員として受け入れられていると感じる事が出来、また働き甲斐がある職場であると感じていただけると思います。
会社の育成方針としては、OJTでじっくりと様々なスキルを学んでいただき、しっかりとしたベースを持った一人前の社員になってもらう様心がけています。
特に建築土木という仕事は「経験工学」と言われることもあるように、経験から学んでいく側面が大きいと思います。社内教育やマナー研修などの社会人としての一般的な教養は本社で教育を致しますが、品質や安全の技術的な教育は現場で学んでいく必要があります。最初は、先輩社員や現場の職人さん達から教えてもらい、その中で自分の仕事を考えながら、品質・安全など技術面のスキルアップを目指していただき真のプロフェッショナルになってもらう様指導してまいります。
また、当社では常に工事部門と総務部門とのコミュニケーションを取っており、社員一人ひとりの性格なども考慮しながら個々の成長をしっかりサポートしています。
建物をつくるということは、お客様によっては一生に一度の買い物になる事が多いので、その事を十分に理解しながら経験に裏付けられた技術で、お客様と接することができるような誠実な社員になってもらう事が当社の求める人物像の基本です。
また、社会人となれば自ずと社名「平岩建設」という看板を一人ひとりが背負ってもらう事になり、仕事だけでなく日常生活においても社会のルールを自らの意思で律することができる強い意思を持っている事も必要ですし、先々仕事において間違えてしまい先輩社員から指導された時も、その原因を自分でしっかり考え理解し自らの糧として、建物・土木工作物に関心を持っている者として、より良い方へと昇華していけるような向上心を持てる人材を求めています。
当社では数年前よりベトナムへの進出プログラムを進めており、海外の人々とコミュニケーションをとる機会が増えております。また国内においても外国人労働者の活用がかなり浸透しており色々な国の方と一緒に仕事をすることも多くなっているので、目の前の価値観だけにとらわれず広い視野をもって、様々な人々と積極的にコミュニケーションを取る事が出来る方が、当社の次の時代を担う人たちには必要不可欠な事とも考えています。